コメントありがとうございます。 対岸の鉄塔も見に行かれて「塔マップ」にも投稿され…
今回からは2023年1月の探索レポートとなります。ネットに情報が少ない藤野地区を探索してきました。
JR藤野駅で降りて、まずは相模湖に突き出た半島みたいなところに向かいます。青田と書いて「おおだ」と読むようです。途中、国道沿いに東電の現役変電所がありました。
「おおだ小径」と呼ばれる遊歩道で半島を回り込みました。一部で通行止めとの情報もありましたが、2023年1月現在復旧しているようです。1箇所崩壊箇所を回り込んでいました。地面が白くなっていましたが、雪が降ったあとではないのでおそらく霜です。
おおだ小径を抜けると、再び八ツ沢線があらわれました。
相模湖に降りていく道があったので、進んでみます。
進んでいくと、向こうに鉄塔が2本見えてきました。1本は現役鉄塔、八ツ沢線の続きで、もう1本は廃鉄塔、旧谷村線と思われます。旧谷村線の標準タイプである矩形鉄塔ではなくて通常鉄塔の形をしています。
湖畔まで降りると、対岸に旧谷村線鉄塔がよく見えました。このへんに通常鉄塔タイプの廃鉄塔があるということは分かっていましたが、ここまでよく見えるとは思っていませんでした。
旧谷村線鉄塔が通常タイプの鉄塔なのは不思議ですが、相模湖を建設するときに建て替えたのだとか。詳しいことは今後調べていこうと考えています。
この鉄塔ですが、番号がわからないので、仮に「旧谷村線 相模湖ふるさとの森自然公園内1」としています。この鉄塔がある対岸は相模湖ふるさとの森自然公園というキャンプ場ですが、現在は休園中のようで入ることは出来なさそうです。公園内に複数の旧谷村線鉄塔があるはずなので、できれば入ってみたいところです。
おおよその位置情報は以下となります。
ここに鉄塔があるとわかっていたのは、2022年3月の探索時に対岸にある石老山の登山道、都留線No.191の付近から望遠で廃鉄塔が見えていたからでした。
このときはすでにレポートした旧谷村線の探索に加え、石老山の新登山道を少しだけ登り都留線の鉄塔をみてきました。都留線鉄塔から相模湖方面の眺めが綺麗だったのと八ツ沢線の鉄塔が見えていたので撮影していたところ、妙なものを見つけてしまいました。
このときはまだ廃鉄塔の正体が分かっていませんでした。以前は八ツ沢線に隣接して桂川線もあったので、桂川線の廃鉄塔を疑いましたが、ほかは撤去されているのにここだけ残すなんてことある?
のちの調査で、どうやらこの廃鉄塔は旧谷村線鉄塔であることが分かってきたのでした。