旧谷村線のサイトです

道志川線No.15

2024年1月の探索レポートの続きとなります。

先に見た道志川線No.16から、しばらくは林道を東に進みます。自動車が通れる規格の道路になっていて、歩きやすいです。しばらく進むと右側に小学校学校林の入り口がありますので、ここから登山道に入ります。この登山道は地理院地図などには描かれていませんが、公開されている登山記録では鶴島御前山への登山道として利用している人がそれなりにいるようです。

島田小学校学校林入口。ここから登山道に入った

このコースには小学生向けの様々なアトラクションがありますが、一般人の使用は許可されていないようです。

登山道には小学生向けのアトラクションがあった

途中に展望台があり、眼下には桂川(相模川)と対岸の山が見えていました。桂川に沿って走る国道20号線、JR中央線、中央自動車道やも見えています。そしてJRの送電線や変電所、東京電力の送電線も見えています。ここでは本題ではないので写真を見せるだけにしておきます。

眼下には桂川と対岸の山々、そして道路と鉄道と送電線が見えた

歩きやすい登山道を15分ほど進むと、お目当てのものが見えてきました。道志川線No.15鉄塔は尾根を跨ぐように立っていました。

道志川線No.15が見えた
木々の合間から見上げてみた
反対側からも見上げてみた
結界
鉄塔札は鉄塔にしがみついて撮影
動画1
動画2

ここから次の鉄塔No.14に行くべく登山道を進もうとしたところ、さらなる発見がありました。斜面に碍子の破片が落ちていたのです。これは旧谷村線のものに違いない!今回の探索は旧谷村線の痕跡がほぼないことを確認しておしまいかと思っていたので、鉄塔ではないものの痕跡を発見することができたのは大きな収穫でした!

斜面に碍子の破片が落ちていた
登山道にも碍子の破片があった

さて、今度こそ登山道を先に進み始めたのですが、ここから先は登山道が急に険しくなりました。この日は一応登山装備でしたが、ガッツリ登山するつもりもなく、午後のいい時間になっていたということもあったので、進むのは諦めて同じ道を下山し、次の鉄塔No.14はパスしてその次のNo.13に向かってみることにしました。

下界から撮影

次の写真は2024年5月探索時に撮影したものです。中央の山が鶴島御前山で、右側の鞍部にある鉄塔が今回探索した道志川線No.15です。鶴島御前山の斜面には見にくいですがNo.14も写っていますが、No.15から左側に登るのは確かに急斜面ですし、急斜面を登ってもNo.14までの間には谷があるようで、No.14に辿り着きそうにはありませんでした。

鶴島御前山と道志川線No.14、15

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